さくらちゃんの中学受験

最難関目指して迷走中な娘を応援しています。

強欲よみがえる

さくらちゃんは5年生の一年間は非常にうだうだした塾生活を送っていました。

全くやる気は見られず、「はあ。」ってため息も多かったです。

受験やめたら?

と何度も思いましたが、それは嫌ということで続けてきました。

特に行きたい学校も決まらないし、なんだかうまくまわらない。。

 

先生からも「今までの負けないぞっていう感じがない」といわれました。

 

成績も確かに悪くはないけど、さくらちゃんの力が発揮できたと思えるような結果は全く見られず、いつも

「なんでこんな点数?」

「こんなに間違う?」

みたいなことが続き、それがさらにやる気を失うことになり。

でも時々Cコースに落ちることはあれど、Sコース対象のクラスになんとかとどまっているので強烈に落ち込むほどにもならず。

 

「彼女はこのままたいして勉強もしないままにだらだら受験まで行くのでしょうか?」

私は冬の面談で先生に聞きました。

先生もそんなことは知らないと思いますが、そういう子を以前も見ているかもしれません。

「変わるきっかけは、きっとNNじゃないでしょうか」

と先生は言いました。

 

 

そして今、

さくらちゃんはやる気を見せているように見えます。

(家ではだらだらしています)

何と言っても、「桜蔭受けたい」と言うというのはすごいことです。

 

そしてさらには、

「2日には豊島岡を受けたい」

と言うのです。

私は、2月2日は絶対受けておきたい(さくらちゃんに受けてもらいたい)近場のいい学校を考えていました。そこで、受かれば、あと3,4日に豊島岡もしくは国立を受ければ、、と思っているのです。

 

「3日に受けるってことは、すでに落ちてるってことだよ。

落ちる前に豊島岡を受けたいんだよ」

 

さくらちゃんはそう言います。

 

うーん、、その気持ちは、わからなくはない。

 

でも、2日に桜蔭と豊島岡とダブルパンチで落ちたら、3日から廃人のように入試に向かうのか?

 

挙句にさくらちゃんは言いました。

「ああ、受験発表見に行きたかったなー」

「そうだねー、学校で発表見て泣くか、家でPC見て泣くかだったら、学校で泣いてる方が帰り道に気持ちを整理できそうだね」

と私は言ってしまいましたが、

「泣かないよ!喜ぶんだよ!」

 

と、さくらちゃんはびっくり前向きです。

 

これぞさくらちゃんの強欲が戻ってきた。

いいぞ、さくらちゃん!強欲万歳!

 

受かることはさくらちゃんが考えているので、落ちた時のことを必死で考えたいと思います。