くよくよする
さくらちゃんは苦しんでいるようです。
テストから一日たって、昨夜になりようやく
「算数の8の2間違えた。
ってことは、8の1も3も間違えてるんだよ。
そうしたら最低5問も間違えている。」
と私の寝ている横にきて言い始めました。
「社会はすごい間違いをした。大山古墳なのにセンダイ古墳って書いた。
国語は最後に記述書いている途中で時間切れになったし」
と、
やっと自分の中でも整理し始めたようです。
「やっぱり毎朝プラクティスやってないからじゃないの?」
とどうしても朝のプラクティスをやらせたい私は言ってみました。
「いや、やってる」
「毎日やってないよね」
「毎日はやってない、でもやってる」
「毎日毎日やればできるようになるんだよ」
「う、、わかった。毎日やる」
そして、「あー、、眠れる気がしない!」
と言ってベッドから出ていきました。
どこへ?
わたしは寝てしまったので知りませんが夜中になんども目が覚めました。
で、朝なかなか起きなかったさくらちゃんは、朝食後に学校の国語の漢字の宿題を大急ぎでやって、学校へ行きました。
あ、プラクティスは???
でも、いままでのさくらちゃんは、間違えても
「間違えたけど、考え方はわかってるから」という言い訳をしてなかったことにしていました。
それが、わかってるのに間違えていることにこんなに苦しむようになっているとは、
すごい成長ではないでしょうか。
今は低迷の夏。
この先のひとつひとつのテストはいい点をとる目標とするものではなく、
乗り越えて強くなるためのテストです。
つらい夏を、がんばれ、さくらちゃん。